がんばりバケツ15L ・WHATNOT折りたたみチェア
自動車の洗車で使える足場、踏み台の比較です。
車高が高い車種の場合、ルーフを洗うための足場は必要不可欠です。
しかし使わない時に邪魔になってしまう所が難点です。
なるべくコンパクトな足場が良いのですが、高さが足りなくても意味がなくなってしまいます。
長年踏み台として使用してきた物が壊れ、新しく買い換えをしたのでレビューを兼ねて比較をしたいと思います。
コンパクトな2商品の比較となります。
イノマタ化学 がんばりバケツ15L
耐荷重100kgまでの足場・椅子として使用可能な多機能バケツ。
内部にはインナーバケツを装備し、2個目のバケツとして使用できます。
この商品最大のメリットは何と言っても収納性でしょう。
インナーバケツにスポンジやワックスなどを入れておけば、足場・バケツ・洗車グッズが一体となったコンパクトな収納を実現します。
洗車の際にはこれ一つ持てば良し、ラゲッジルームに置いておくことも可能なバケツです。
サイズ
幅 35cm × 奥行 34cm × 高さ 29.5cm
重量
1.74 kg
耐荷重
100kg
天板はフラットですが、ロゴマークなどの大きめの溝があります。
それぞれ2つのバケツとして使用できます。
裏面の様子。
かど部分には補強がなされています。
天板の補強はしっかりとされています。
27.0cmサイズの靴が乗った様子
乗った感じ
天板がたわむ感覚はなくがっしりとした印象です。
安定感
地面の状況に左右されるので、体重移動でがたつきがでます。
天板の面積が広めで高さもそれ程ないので乗り易いです。(高さがない所はデメリットにもなってしまいますが)
洗車用の足場として使った場合、部品の数が多いので多少掃除が面倒という難点があります。
経年劣化の為に、乗った瞬間にサイド部分が割れてしまいました。
サイド部分はそれ程厚みはありません。
10年以上使用したので十分元を取る事ができました。
この場でお礼を言わせて頂きたいです。「お疲れ様でした。」
WHATNOT(ワットノット) 折りたたみチェア
こちらのWHATNOTは折りたたみチェアなので、バケツや収納に使うことはできません。
足場に特化した商品なので、強度・安定性に関しては厳しく問われる事になります。
”がんばりバケツ” の場合は、基本的にバケツなので経年劣化での破損もやむなしと思えますが、チェアと名の付くこの商品の場合には多少の事で壊れてしまっては安全性に不安を感じてしまいます。
サイズ
(使用時) 幅 39cm × 奥行 33cm × 高さ 40cm
(収納時) 幅 39cm × 奥行 4.5cm × 高さ 54cm
重量
1.5 kg
耐荷重
150kg
天板の部分はフラット、取っ手の窪みはありますが段差はありません。
裏側
足の部分には滑り止め・防音として機能するゴム素材がついています。
27.0cmサイズの靴が乗った様子。はみ出しが多めです。
取っ手部分を持ち上げると、自動的に折り畳まれる構造となっています。
乗った感じ
多少天板がたわむ感覚があります。
天板の面積がやや狭めと感じます。
安定感
前後左右に体重を移動してもガタツク事なくしっかりとしています。
天板が多少たわむ感覚があるのですが、最終的な強度は長期間使用し確認する他ありません。
全体としては安定感のある印象です。
比較
乗った際に怖いとまでは言いませんが、がんばりバケツよりも多少の気を使います。
WHATNOTが40cm、がんばりバケツが29.5cmの高さとなります。
あと少しで届くかどうかという瀬戸際では、この約10cmの違いは大きいと感じます。
WHATNOTのコンパクト性は秀逸です。
平べったく折りたたまるので、収納の邪魔になりません。
持ち運びでの優位性も大きいです。
ここまでコンパクトになればバケツなど他の機能は必要ないと感じます。
まとめ
足場としての機能を中心としての比較となりましたが、やはり踏み台専用として作られたWHATNOT(ワットノット) に分があり、踏み台としての高さ・安定感での優位性を感じました。
しかし、がんばりバケツも良い商品と感じます。
バケツとしては一推しとなります。
この両商品、決して高額な価格ではありません。
結論としては両方持つべきだと思います。
そもそも自分にはバケツがなくなってしまったので、がんばりバケツも新調したいと思います。
以上、
『踏み台』の比較でした。